Orange Tea

Author * hideち / 愛でるモノは音楽・本・植物・金魚でス。
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | - | -

冬山に、小さく低く響く声

実に。
実に沢山移動をした冬休み。
北は北海道、南は愛知県と、東京を中心として動いておりましタ。
現在咽の調子が芳しくない事に、若干危機感を募らせているhideちでス。

果てさて、大晦日のhideちはと言いますと、場所は愛知県両親宅。
元自身の部屋は妹△使用中なので、
hideちは別のお部屋を寝床にしておりましタ。
大変に宜しい寒気が東海地方を多い、
雪雲が海の方まで流れそうなお空を見て、
大きな窓から見えるコブシとドングリの木が、
北風と一緒にリズムを打っておりましタ。
hideちは凍り始めた窓から離れて、
部屋に何十枚ものCDとCDプレイヤー、
みかん、淹れたてのお茶を運び入れまス。

点けっぱなしの遠赤外線ストーブの真っ赤なお顔を他所に、
フローリングの床に5回折りたたんだ毛布を敷き、胡坐をかいて、
プレイヤーの電源を押すわけでス。

母親が気に入っている蒲郡のみかんをムシリムシリ。
薄味で水分の多い蒲郡みかんは、つまり淡白で水っぽいみかん。
そんなみかんは、hideちも気に入っていまス。
みかんが途端に無くなると、hideちの手がCD探しに精を出し始めまス。

部屋に持ち込んだCDの中から、先ずはクラプトン、
ビリー・ジョエルで景気をつけて、シカゴで温まり、
ドゥービー・ブラザースで夜更けを盛り上げましタ。
結局クラプトンに舞い戻り、born in timeの辺りで、
山の向こう、遠くのお寺から除夜の鐘が新年を誘う音が聞こえてきましタ。

さて、ツェッペリンかけまス。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

茶だしの隣の、みかん

祖父母宅に下宿している身のhideちですが、
この時期はお歳暮がじゃんじゃん来まス。
両親宅でも来ていたけれども、祖父母までの歳になれば、
毎朝ピンポンピンポンと玄関のベルが鳴り、
何かしらの大小の箱が家に届けられまス。

因みに今日は近所の魚屋さんからでしタ。
添付してあったのは、おせち料理の材料の注文表。

さて、その贈り物たちは言わずもがなhideちの祖父母宛て。
何十も来るのにモノがかぶらないものだから、不思議でならない。
でも、テレビのCMでよく見る洗剤や油は来たことが無い。
昔から送られる物ばかりでス。

その中の、お茶と海苔はhideちが全部消費させてもらってまス。
箱買いしたミカンと一緒に、普段は手が出せないお茶を飲みまス。
美味しい日本茶は寒い季節に良く似合いますナ。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

♪What if I say I will never surrender

by Foo Fighters "The Pretender"

10月の二週目が明け、
気温が徐々に下がり出して、随分と過ごしやすく、
同時に風邪もひきやすい時期になりましタ。

水槽の金魚たちは水温が下がったためか、
ゆったりと泳ぎ、尾びれを動かしていまス。
本格的な冬になる前に金魚たちを太らせておくのに必死な私。

いよいよ今週末にhideちはアメリカへ旅立ちまス。
しかし準備らしい準備は全くしておらず、
大きなサムソナイトが部屋で大きく口を開いているだけだったり。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

♪Down around the corner a half a mile from here

by Doobie Brothers "Long Train Runnin'"

15時頃に私と飼い犬が暇を持て余していたので、
ちょいと家の周辺を散歩しに出掛けようと思い立つ。
家をあけるので、何か人の気配を残そうと、
Stingのアルバムをかけっぱなしにしタ。

朝靄と夕焼けが混じったかすれ声のStingが響きまス。
Englishman in New Yorkに差し掛かった所で、
hideち「やっぱやめよう。」
そうして飼い犬を庭に出しっぱなしで、
hideちはリビングでStingを聞いていましタ。

まだhideちが高校生の頃、
早朝に白雪姫と町の境目の広い十字路で待ち合わせをして、
物の貸し借りをしていましタ。
それは主に服で、借りていたのはhideちなんだけどネ。
前日の夜に「白雪姫のそのズボン穿きたいから貸してー。」
とメールを送ると、「じゃぁ○時にー。」と返事が返ってくル。

早起きのhideち父よりも早くに起きて、
パジャマの様な部屋着に着替えて、
ボサボサの髪の毛を手ぐしで整えたら、
元気の良い朝の鳥達の鳴き声に混ざって待ち合わせ場所へ行きましタ。

すると白雪姫が、それまたhideちと同じような格好で、
自転車を道端に止めて、石垣に腰を下ろしているのよネ。
羽毛みたいにフワっとした白雪姫は、
ヒヨドリたちの鳴き声にかき消されるくらいに、
薄い影を朝日に揺らされながら、
小さく頷いてズボンを渡してくれタ。

「眠いね。」と白雪姫が一言もらすと、
「いつもそうだよね。」とhideちが言う。
「そんなんじゃないもん。」と白雪姫が言う。
太陽が昨日の垢を落として、真っ白になって昇る中で、
hideちは白雪姫から服を借りていタ。

今hideちは愛知に来ているので、
「まさか帰ってきていないよねー」とメールを送ると、
「来週か再来週ならちょっと帰るかもしれん。」だと。
ニアミスが最近多いhideちと白雪姫でス。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

♪Life ain't about no retrieving

by Earth Wind & Fire "Sing a Song"

いやはや昨日からここも涼しくなりましタ。
今hideちは愛知県の両親宅、
父親の書斎スペースのパソコンデスクに向かっておりまス。
先週から日々が随分とせわしく過ぎていたので、
中々パソコンに向かってカタカタと文字が打てないでいましタ。
場所が変わったので、久々に私なりのマトモな文章を打ってますが、
如何せん兼好法師宜しくの、つれづれ文になってまス。

もう昼過ぎだと言うのに、外は空高く過ぎる飛行機の音や、
遠くから広くこだまする車の地面を滑るように進む音だったり、
ちょっとした物音に反応して短く吠える飼い犬の声が聞こえまス。
その合間を縫うように小さな虫たちが鳴いてまス。
朝はセミなんかも少しだけ鳴きましたネ。
色々と、不器用に混ざっていル。

その不器用な、和音にもならない田舎の雰囲気、午後の天気は下り坂。
パソコンからはThe Doobie Brothersの曲がかかってまス。
この家はCDやLPや本やDVDや雑誌やらが兎に角詰まったもので、
独りの時間がこれでもかってくらい楽しめるものでス。

ちょっとした自慢ですナ。

それらに囲まれてhideちはブルーベリーのベーグルを一所懸命噛み潰し、
淹れたてのウーロン茶を飲んでおりまス。
素朴な時間の中でhideちはベーグルを黙々と噛み、
70年代の音楽を聴き、IKEAで買った様なゆったり椅子に深く座り、
コップからたつ煙とパソコン画面を視線が行き来すル。

今夜の夕食は竜田揚げかナ。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

12時の金魚

前回の日記以降、まだトレジャラー吸えてません。
ゼミ合宿でソブラニーを一本吸ってしまったので、
満足して吸おうと言う意欲がまだでないのネ。

果てさて、空は秋雲がちらほら見れるようになり、
風も涼しげで、すっかり秋の陽気になってきましタ。
セミの鳴き声も落ち着いてきましたし。
気温は大分まだ高いですが、
昼間から吹く風のおかげか、中々過ごし易い。

そんなこんなで、水槽の掃除を終わらせないといけない。
未だに、別荘暮らしの金魚たち。
今週は家を連続で空ける外泊週間なので、
さて、この大きな水槽をガレージへ持っていこうかネ。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

実在しないお別れ

本日はお空の雲が、
地面にまで下りてきたんじゃないかってくらい、
静かな曇りのお天気でス。
何となしに、寝ぼけたように、虫が鳴いてまス。
気温も低く、過ごしやすいですねぇ。

家に届くL.L.Beanの秋物のカタログを見ていると、
ついつい欲しくなるんですよネ。
でも、まだ8月、9月の間なんですよネ。

あぁ、なんて涼しいのだろう。

昨日は9月の3日からロシアへ行ってしまう友人と、
T.G.I.Fridaysで食事をしましタ。
いつも飲む面子の皆でお別れ会をしたかったけれども、
如何せん皆この時期は忙しいのか、
特にやることがないhideちと、二人だけのお別れ会に。

とか言って、普段から二人でよく食事をしていたし、
今のご時世、スカイプなるものがあるので時間さえ合えば、
普段通りに声を聞いたり顔が見れたりできるのよねぇ。
お別れ会と言うよりは、何だかいつも通りの会話。

それが友達ってものよネ。

冬場にドームの暖房が凍ってしまい、
凍死しないか心配だナ。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

捨てた捨てられたのは誰

今、東京のお空は、大荒れでス。

雷さんがはしゃいでうるさく、
都会のネオンで淀んだ、紅に染まったお空を稲妻が割りまス。
雨さんがその辺のアスファルトに溜まった埃を流しまス。
お空はとても、不安定みたいネ。

一瞬の停電。
避雷針に向かって落ちる、落ちる。

べしょべしょになった道をスクーターが走る。
頼りなく、走る。

空が、光る。
地面をも巻き込んで、雷が轟々と鳴り、落ちる。
人が空を見れば、光を失うくらいに、真っ白なものが辺りを被う。
見ると、お臍を取られるばかりじゃないみたいダ。

私たちはここで生きているんだが。
そう言っても、今、雷と雨が打ち消している。
Itの我々も、もちろんここにいるんだヨ、と。
ちょっと安心してしまっタ。

部屋で寛ぐ金魚たちも、背びれを畳んで、
ジッと水槽の底で静かにしていル。
池の金魚たちは、雨が水面をたたき、
水を増やしてくれるので気持ちが良さそう。

外に出て煙草を吸ってみル。
なるほど天気は天子の気色みたいダ。
屋根の下に居るのに、狙ったようにして、
火を点けたばかりのマッチをけしやがル。

さて、そろそろ移動の時間だヨ。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

♪it's just an illusion caused by how i used to feel

(by Eric Clapton "Old Love")

ここ数ヶ月間連れ添っている男の仕事先が鬼のように忙しく、
まるで未亡人みたいな気分を強いられているhideちでス。
そう、帰ってこないのダ。
知人だとしても心配になりまス。
友人ブログ(広告屋の毎日)でもあった通りで、体は資本ですものネ。

読書スペースヴォケー館(バルザック『ゴリオ爺さん』)の世界に引きずり込まれそうになるものの、どうした事かハイデッガーの、思索で飯を食う森に来てしまいまして。
少しだけの振動で鷲の羽音のようにバサバサと落ちるボロイ本棚の前に座り、ここ最近は、黙々と本を読んでおりまス。

来ましたよ、久しぶりの読書ブーム。
ナイスタイミングでス。

しかし、どうしても読書が日課にならないのよネ。
日課にするには、hideちには日が短過ぎるのかナ。
一日一冊だと、乏しいお頭では本一冊分の世界の処理が追い付きません。
『若きウェルテルの悩み』(ゲーテ)を読んだ時は、
大脳皮質なんて暫く使いたく無かったもの。

今回はハイデッガーなんか触っちゃったものだから、
目は開きっぱなし、毛穴は開きっぱなし、
呼吸は浅くなるし、小休憩を意図的に入れないと、
この暑い夏の中では生きてゆかれません。

文字を書くのも、文字を読むのも結構エネルギー消費するのネ。
村上春樹が『遠い太鼓』でそんな事を言っていた気がすル。
インテリジェンスは、凄い。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

♪I want to be here now

by PaulaCole "I Don't Want to Wait"

扇風機が壊れたかもしれません。

 それは突然の出来事でしタ。
 hideちが東京に来た時からカタカタと不穏な音がネジの隙間から聞こえつつも、回っていたその扇風機はついさっき、15時過ぎにカタッと最後の音を出したっきり動きません。突如訪れた、扇風機の空虚な空間と時間。
 「どうしたの?・・・突然止まるから、吃驚するじゃないか。静かに止まったのは私を吃驚させない為?でもね、前触れがないのはとても困るのよ。その合図がないと、私は何故貴方が止まってしまったのかが分からないわ。それとも、私が貴方を知った時から既にその時を報せていたのかしら。」
 hideちは闇に食われてしまったように佇む扇風機を凝視すル。
「でも駄目よ、そんなに長い間動いていたのだから。カタカタと言う音は普通に私は聞いていたの。貴方は一度もその速度を落とした事もなければ、カタカタ以上の悲鳴を上げなかったじゃない。私には分からないわ。」
 扇風機は静かに首をhideちに向けたまま、何も言わなかっタ。石床の上で眠る女神の、胸の上で組まれた手が、静かに落ちたように、扇風機が止まった。それとも、目に見えぬ闇に扇風機が動作ごと飲み込まれてしまったようナ。応答のない扇風機が此方を見る。

兎に角、扇風機が動かなくなった以上、
無駄に品揃えの豊富な団扇を利用するしかない状況に。
しかし南西向きの角部屋に団扇だけと言うのは酷な話。
戯言 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -